シンガポール動物園(その1)


 という訳で、シンガポール動物園のレポ・その1です。
 写真が多いのでレポートは何回かに分ける予定。公式サイトの[Visiters' info]にある地図と見比べていただくと分かりやすいかもしれません。

 シンガポール動物園は、シンガポールの中心街からタクシーで15分くらいのところにあります。

 エントランスは木造のロッジ風。チケット売り場で「動物園+ナイトサファリ+ジュロンバードパーク」の共用チケット(40シンガポールドル)を買って中に入りました。
 チケット売り場の料金表にはこの3施設の共用チケットは書いていなかったので、口頭で問い合わせてみられると良いと思います。


エントランス周辺の動物たち

 というわけで、今回はとくにエリア名を付けられていない、エントランスの周りに飼われている雑多な動物たちを紹介します〜!

 入ってすぐの池にはポタモトリゴン・モトロ(淡水エイ)がいました。こういうのが屋外で飼えるのは熱帯ならではで、羨ましすぎです。一緒にシルバーアロワナやカラープロキロダス(カラシンの仲間)もいて、魚はちゃんと南米産のものに統一されてました。

 そういえば、アロワナは他の施設でも見ましたが、アジアアロワナはついぞ見なかったですね。これはちょっと意外かも。

 池を過ぎて右手に見えるのはゴーラルの放飼場。

ゴーラル
ゴーラル。数頭の群れで飼育中。
世界の動物園の中でも最大規模の個体群を維持しているらしい。

オオヤマガメ
正面は水路がありモートとなっている。そのほとりで日光浴をしていたのがこのオオヤマガメ
(同定 byジャマランディさん)


 そのまま先に進むとヒトコブラクダ、ニルガイ、シカの放飼場が。
 シカは大型で種類が分からなかったんですが、座り込んだままだったので、あとで撮りに来ようと思ってぐるっと回って帰ってきたら何ともう奥に仕舞われてしまっていた! 残念…(涙)。

ニルガイ(オス)
ニルガイのオス。1頭だけだった。
サイトにはくりかわさんから頂いたメスの写真があるので、これで雌雄揃いました!


 その先、左側にマレーグマの放飼場。奥には、南米コーナーなのかタテガミオオカミとグアナコがいます。そしてさらに進むとホッキョクグマがいます。赤道直下にもホッキョクグマがいるのです。

マレーグマ放飼場
マレーグマの放飼場。
あまり広くないしちょっと古臭いなと思ったら、どうやら現在別の場所に新居を建築中のようです。
下の方に空いている穴はシェルターのようで、ここで休んでいる個体もいました。

グアナコ
グアナコ。いっぱいいた。
ぱっと見はただのラマですが、日本では見ることのできない動物です。

ホッキョクグマ放飼場
ホッキョクグマの放飼場。
写ってませんが、プールはかなり大きくて深さもあります。上方から細かいミストが降り注いでおり、これが涼しくするのに役立っているっぽい。


 続いて園に入って左側。「Treetops Trail」という小コーナーがあり、地上からかなり高い場所にあるデッキに立って熱帯雨林を上から見下ろすという手法になってます。フクロテナガザルとかシロガオサキ、ガビアルモドキなんかがいます。

オオマメジカ
で、こんなものも。オオマメジカ。
オレンジの体色がとても美しい種類。動物園には計3種のマメジカがいました。あとの2種はまた後ほど。


 エントランス周辺にはアジアの動物たちも。
 入ってすぐのところにはビントロングとコツメカワウソの放飼場があります。マレーバクとバビルサはナイトサファリでも飼育されていますね。

バビルサ
皆さんお馴染みのバビルサ。
放飼場には3頭出ていましたが、起きているのはこいつだけでした。


 中央の道、頭上にはフリーレンジングのオランウータンが。観客との間の仕切りはほとんどなく、ただ樹上に放してあるだけに近い。
 一応、幹の周りに電線?のようなものが張ってあるのですが、彼らの力を持ってすれば破壊することなど容易である気もするので、心理的効果をうまく利用しているのでしょう。

 その奥にはシロテテナガザルやクロホエザル、アカエリマキキツネザル、ワタボウシタマリンなどがいます。しかし残念ながらここを見に行ったのが午後で、その直前のスコールのためにサルたちはみんな隠れてしまっていました…。
 クロホエザルは日本では飼育されていないので、見られなくてとても残念。

 あと、フラミンゴの池もあってベニイロフラミンゴやショウジョウトキがいっぱいいました。

オランウータン
オランウータン、子連れ。
逆光で見えにくくてすみません。

インドトキコウ
フラミンゴの池にはこんなものも。インドトキコウ。
断翼せず、自由に飛べるようにしてあるようでした。

サギの一種
シンガポール版「ヨコドリーズ」。
チュウサギでしょうか? だとしたら初見でちょっと嬉しいのですが。

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