ジュロンバードパーク(その1)


というわけで、一部(?)のマニアの方はお待たせいたしました。ジュロンバードパーク編に突入です。

ジュロンは、市街地からはタクシーなどで30分くらい?でしょうか。割と郊外の方にあるので、タクシーで行くのが楽で良いと思います。
ただし、僕は閉園間際までいたら帰りのタクシーが全然来なくて大変だったので、気をつけましょう。可能なら予約しておくのも良いかも。

(ぼったくり目的?の変なおじさんに絡まれたりしました…結局、現地に在住の日本人の方のタクシーに同乗させていただくことに。その節はありがとうございます)

 園内は、シンガポール動物園やナイトサファリほど人気がないためか、やや古めの動物舎も多かったかも?
 あと、鳥類である以上仕方ないですが、目の細かい檻越しの展示が多かったのもちょっと残念でした。

 ただ、下記の「African Wetlands」をはじめ新しい施設もぼちぼち出来ているようなので、少しずつリニューアルしていくのかもしれません。今後に期待!!

 で、いろいろ文句も言いましたが、鳥のコレクションは素晴らしすぎです。ほぼ開園から閉園までいましたが、時間が全然足りない…ショーも見られなかったし。余裕があればもう1日行きたかったです(涙)。


African wetlands

 園内ではもっとも最近に作られたエリア。
 名前の通り、アフリカ中部の湿地帯にすむ比較的大型の水鳥たちを集めています。ここでは載せてませんが、日本の動物園でもお馴染みのハシビロコウやモモイロペリカン、ツル類(カンムリヅルとかハゴロモヅルとか)も展示されていました。

 あと、野生のシロハラクイナやアマサギが完全に違和感なく同居していたのも印象的(笑)。

 では紹介行きまーす。


アオバコガシガン
原則、日本の動物園では全く(orあまり)見られない鳥を紹介してくので地味になります。
こいつはアオバコバシガン。

アマサギとアオバコバシガン
なぜか、近くにいた野生のアマサギとずっと小競り合いしてました。
ちなみにサギが負けてた。そんなもんなんですかね。

ネズミガシラアカツクシガモ(オス)
ネズミガシラアカツクシガモのオス。いやー、地味ですね(笑)

ネズミガシラアカツクシガモ(メス)
こちらは同種のメス。
メスは頭がネズミ色じゃありません。

ホワイトブレステッド・コーモラント
日本的に表すならカワウのアフリカ産亜種(Phalacrocorax carbo lucidus)。
ただ、ジュロンやISISでは独立種としていて、この場合は和名はなく
「ホワイトブレステッド・コーモラント(White-breasted cormorant)」とするのが正確です。




カワセミ

 カワセミの仲間が6種類いました。下には2種を挙げましたが、他にアオショウビンやナンヨウショウビン、ワライカワセミ、アオバネワライカワセミも。

隣には、以前はキツツキのケージがあったようなのですがお休みになっており、コザクラインコとかエボシドリなどの雑多な鳥が入れられていました。


ジャワショウビン
ジャワショウビン。
胸のコバルトと翼のエメラルドブルーが美しい種で、ジャワ島とバリ島だけに分布。

アオムネショウビン
アオムネショウビン。
こちらはアフリカ産。

アカハシコサイチョウ
雑多コーナーからアカハシコサイチョウ。
日本の動物園でもでも飼われている鳥ですが、個人的に初見だったので載せてみました。




ショウジョウトキなど

 大きな禽舎の中に膨大な数の水鳥が飼われています。イメージ的には東山動物園のコアラ舎奥にあるバードハウスみたいな感じ。ただし見られるのはアクリル越しです。
 ちなみに、ここに入る手前にはベニヘラサギやダイサギの飼われている禽舎があったのですが、なぜか観覧通路のはるか遠くにあり、全然見られません。ユキコサギ撮りたかったのに!!(涙)  


ハシブトゴイ
ハシブトゴイ。
かつては小笠原諸島に固有の亜種が分布していたのですが、乱獲などによって絶滅してしまい、
現在日本では見ることができません。飼っているところもないようです。

ズアオカモメ
ズアオカモメ。
アフリカや南アメリカに分布する種だそうです。カモメはみんな似ててよく分からない(汗)。

ギンカモメ
これは日本の動物園でも見られます、ギンカモメ。



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