ヤマカガシ

ヤマカガシ

(どふらいんさん)04/12/14

(補足情報)
かつては無毒と考えられていたヘビ。
咬まれて死亡した例もあるので、野外で見つけても触れないのが安全です。

by どふらいん様


分類: 脊索動物門  爬虫綱  有鱗目  ナミヘビ科
学名: Rhabdophis tigrinus
英名: Japanese water snake
別名:
特徴:

本州から九州にかけての日本各地にみられるほか、朝鮮半島や中国、台湾などの東アジアにも分布しています。
水辺に好んで棲み、カエルや魚類などを主な餌としています。有毒のヒキガエルなどでも臆することなく食べてしまうといわれます。

体側に並ぶ赤と黒の斑紋が美しく特徴的な種類ですが、体色には地域による変異がみられます。一般に西日本産の個体の方が斑紋がぼやけており、やや地味に見えることが多いようです。

牙には強毒があり、咬まれた場合には大変危険ですが、毒腺が奥歯にしか存在しないため、かつては毒ヘビでないと考えられていました。

一方、頚部背面にも頚腺(けいせん)と呼ばれる毒腺があり、他の哺乳類などに襲われた際には、ここから毒液を出して相手を撃退します。
この液が目に入ると失明することがあるともいわれ、扱いには注意が必要です。


(解説文作成に際し、どふらいんさんの書き込みを参考にさせていただきました)

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