サイイグアナ |
(くりかわさん)06/3/2 by くりかわ様 |
分類: | 脊索動物門 爬虫綱 有鱗目 イグアナ科 |
学名: | Cyclura cornuta |
英名: | Rhinoceros iguana |
別名: | − |
特徴: |
西インド諸島のヒスパニオラ島、モナ島に分布。かつてはナバッサ島に分布していましたが、これは絶滅してしまったようです。 乾燥したやぶ地や林、半砂漠地域などに生息します。以前は低地にも多くみられたといいますが、人の侵入によって生息地は狭まってしまっています。 オスは縄張りをつくって暮らし、侵入者に対しては激しく威嚇します。餌は果実や花、サボテンの葉など植物質のものがメインですが、昆虫やオカガニ、小動物の死骸などを食べることもあります。 体は灰褐色。吻部にはうろこが変化してできた2〜3本の角状突起があり、これが和名・英名の由来となっています。また、後頭部にはこぶが発達します。 繁殖期は4〜5月頃で、メスは地面に穴を掘り、5〜20個ほどの卵を産みます。しばしばメスはその後も巣を守る行動をとるようです。 生息地の破壊・減少や食用としての捕獲、野生化したイヌ、ネコ、ブタなどによる食害の影響から野生化のものは著しく数が少なくなっており、絶滅が危惧されています。現在はサイテス1種に指定され、国際的な取引は禁止されています。 |
<サイイグアナ・ギャラリー>
一応、全身の姿を。 at 上野動物園 |
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