ナガレヒキガエル

ナガレヒキガエル

(ジャマランディさん)06/4/4
アクアトト岐阜のナガレヒキガエルです。

(補足情報)
世界的にも珍しい、渓流棲のヒキガエルです。

at アクア・トトぎふ
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  両生綱  無尾目  ヒキガエル科
学名: Bufo torrenticola
英名: Japanese stream toad
別名:
特徴:

石川県・富山県・福井県から三重県・奈良県・和歌山県にかけて、本州中部を縦断するように分布。

名前の通り渓流棲のヒキガエルで、標高50〜1700mほどの渓流の近くに生息します。年間を通じて川から離れることはあまりないようです。餌は昆虫やミミズのほか、サワガニなども食べるようです。

近縁のニホンヒキガエルに似ますが、本種は鼓膜が小さくて不明瞭であること、四肢が長く発達することなどから識別することができます。また、しばしば体に赤色斑のみられる個体もいるようです。

繁殖期は4〜5月頃で、水深10cmから2mほどの水中に産卵します。卵は流れてしまわないよう、岩や流木などに巻きつけるようにして産み付けられます。
ふ化したオタマジャクシは口が大きく、岩などに吸い付いて流されずに生きていけるようになっています。

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