モリアオガエル

モリアオガエル

東北地方の一部では天然記念物とされており、珍しいイメージがある。

しかし、人目につきにくいというだけで、そこまで数が少ないものでもないらしい。

at 上野動物園


分類: 脊索動物門 両生綱 無尾目 アオガエル科
学名: Rhacophorus arboreus
英名: Forest green treefrog
別名:
特徴:

本州、佐渡島にのみ分布。よく茂った森林にすみ、繁殖期以外はあまり人目につくことはありません。

大きさは、オスでは6p、メスでは8pほどになります。体色は、緑の地色に暗褐色の斑紋が入るものや、全身がほぼ緑色のものなど様々です。

春から夏にかけての繁殖期、メスは池の上に垂れ下がる枝につかまり、自分の分泌する粘液を後肢でかき混ぜて大きな泡巣をつくります。卵は泡巣の中に産みます。産卵中のメスには、数頭のオスが包接していることが多いようです。

生まれたオタマジャクシは、泡巣から水中にぽたりと落ちて泳ぎ始めます。この泡巣には、卵を外敵や乾燥から守る働きがあるようです。




<モリアオガエル・ギャラリー>

斑紋がなく、全身が緑色をした個体。
斑紋型と比べてどちらが多い、ということもないようである。

at 上野動物園
モリアオガエル

(山本さん)07/8/1
モリアオガエルの産卵の様子も次第に見られなくなってきました、これは手持ちの中からですが雨季の深夜の撮影でした

(補足情報)
特徴的な産卵・放精行動。
下になっている体の大きな方の個体がメスと思われます。

at (野生)
by 山本様
モリアオガエル(産卵)
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