ミルクヘビ

亜種ネルソンミルクヘビ(色素変異個体)

(ジャマランディさん)04/12/27
到津の森公園から、ネルソンミルクスネークのアルビノをどうぞ。なんとなく、神秘的な雰囲気を漂わせているヘビですね。心の中を見透かされているような。

(補足情報)
亜種ネルソンミルクヘビ(L.t.nelsoni)の色素変異個体。メキシコ中部に分布。

at 到津の森公園
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  爬虫綱  有鱗目  ナミヘビ科
学名: Lampropeltis triangulum
英名: Milk snake
別名:
特徴:

 カナダ南東部からアメリカ合衆国のほぼ全域、さらには中央アメリカに至るまでたいへん広く分布している種です。分布が広いために25種近い亜種に分類され、それぞれ斑紋が少しずつ異なっています。

森林や草原、荒地、水辺、農耕地などあらゆる環境にみられます。昼間は木や石の下などに潜んでおり、夜になると外へ出てきてネズミやモグラなどの小型哺乳類、鳥や卵、他の種類のヘビなどを捕らえて食べます。

春から初夏にかけて、暖かい土の中に卵を産みます。生まれてくる子ヘビは15〜30cmほどの大きさ。

赤、黄、黒、白など鮮やかな斑紋がよく目立ちますが、これは有毒のサンゴヘビに姿を似せることによって、外敵に襲われるのを防ぐ擬態の一種と考えられています。

姿の美しさから、しばしばペット用に流通しています。




<ミルクヘビ・ギャラリー>

亜種ホンジュラスミルクヘビ(L.t.hondurensis)。

名の通りホンジュラスからコスタリカまでの中央アメリカ東岸に分布する。

at 上野動物園
亜種ホンジュラスミルクヘビ
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