コモチカナヘビ |
(muscaさん)05/4/15 by musca様 |
分類: | 脊索動物門 爬虫綱 有鱗目 カナヘビ科 |
学名: | Lacerta vivipara |
英名: | Viviparous lizard |
別名: | − |
特徴: |
ピレネー山脈以北のヨーロッパ、スカンジナビア半島からロシア東部、サハリンに至るまでのユーラシア大陸の広域、および国内では北海道の北部に分布。 北緯70度近い北極圏にもみられ、世界で最も北にまで分布し、かつ世界で最も分布域の広い爬虫類として知られています。 林や草原などにすみ、クモや昆虫を捕らえて食べます。日光浴を好み、晴れた日は石の上などで体を平たくして休んでいる様子がよく観察されます。 ニホンカナヘビに比べると小型で、尾や四肢が短くずんぐりした印象です。体表には暗色の斑紋がみられることもあります。 卵胎生であることが知られ、体内でふ化させた子トカゲを3〜15頭産みます。卵を産まないことは、寒冷な地域に生きるうえでの適応戦略であると考えられています。ピレネー山脈南部には卵生の個体群が存在します。 |
動物さくいんへ 図鑑トップへ サイトトップへ |