ヒバカリ

ヒバカリ

(どふらいんさん)04/12/14


(補足情報)
大きくなっても60cmほどの小型種。
生息地の減少と共に数が減っているといわれます。

by どふらいん様


分類: 脊索動物門  爬虫綱  有鱗目  ナミヘビ科
学名: Amphiesma vibakari
英名:
別名:
特徴:

本州・四国・九州、および佐渡島や隠岐などの島々に分布。
低地から山地までの森林にみられ、とくに水辺に多くみられます。しばしば水中にも入り、カエルやオタマジャクシ、小魚、ミミズなどを食べます。

オリーブ色がかった背面と黄白色の腹部が特徴で、また首の側面に襟状の白い斑があるのが特徴です。
男女群島にすむ個体群は亜種ダンジョヒバカリ(A.v.danjoense)とされ、体側に淡い色の縦条があります。

夏頃、地中に2〜10個の卵を産み、母親が守ります。卵は1ヶ月ほどでふ化するといわれ、飼育下での繁殖例も知られています。

ヒバカリの和名は、猛毒のために咬まれると命は「その日ばかり」というのが由来といわれますが、実際には毒のないおとなしいヘビです。


(解説文作成に際し、どふらいんさんの書き込みを参考にさせていただきました)




<ヒバカリ・ギャラリー>

首の脇の白斑が見える。

井の頭公園内で採集された個体だそうで、環境さえ整っていれば都市部でも棲息可能なようだ。

at 井の頭自然文化園
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