ガラパゴスゾウガメ

ガラパゴスゾウガメ

(海洋芽鷹さん)06/5/16
りっぱな甲羅、実は1枚だけ人工的に作ったものがあるらしいです。
めったに動きませんが、撮影していた時はめずらしく歩いていました。

(補足情報)
ダーウィンが進化論を考え出す上でのヒントを与えたカメ。国内での飼育数は多くありません。

at 上野動物園
by 海洋芽鷹様


分類: 脊索動物門  爬虫綱  カメ目  リクガメ科
学名: Geochelone nigra
英名: Galapagos giant tortoise
別名:
特徴:

エクアドル沖、ガラパゴス諸島に分布。島ごとによって形態などが異なり、12亜種に分類されています。

草地や火山性の乾燥した荒地などに生息し、しばしば島の高所と低所を移動します。この際には決まった道を利用するようです。
単独で暮らし、植物の葉を餌とします。乾燥地ではサボテンの茎などをかじり取って食べる生態が、よくテレビ番組などでも紹介されています。

世界最大のリクガメで、最大甲長130cmに達すると言われています。
甲羅の形は、前方が大きくアーチ状に盛り上がった「くら型」のものと、盛り上がりの少ない「ドーム型」に大別され、くら型は高いところの葉を食べるのに有利な形であると考えられています。

産卵は6〜12月頃に行われ、メスは地中に3〜16個ほどの卵を産み落とします。卵はおよそ3〜8ヶ月ほどでふ化します。

水や餌がなくても長期間生きられることから、かつて船乗りの食料として大量に捕獲され、数を減らしました。現在では法律によって厳重に保護されていますが、移入されたネコやネズミ、ブタによる食害や、餌を巡るヤギとの競合が生じています。

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