エゾサンショウウオ

エゾサンショウウオ

(松本隆さん)06/5/16

(補足情報)

at おたる水族館
by 松本隆様


分類: 脊索動物門  両生綱  有尾目  サンショウウオ科
学名: Hynobius retardatus
英名:
別名:
特徴:

北海道のみに分布する固有種。

平地から高地まで広く生息し、小川や沢近くのほか、沼、池などの止水域にもみられます。成体は水辺の近くで昆虫やクモ、ミミズなどを餌としています。

体色は暗褐色で、若い個体では体表に黄色の斑紋がみられますが、成長とともに薄れることが多いようです。幼体では外鰓が残り、また遊泳力が強いようです。

日本産のサンショウウオ類としては唯一、成熟しても外鰓が残るネオテニーの個体が発見された種ですが、現在ではこの個体群は絶滅してしまったと考えられています。

産卵期は4〜5月ですが、気温の低い場所では7月近くになることもあります。卵嚢はらせん状で、60〜150個の卵が包まれています。

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