バルカンヘビガタトカゲ |
(サイトヲ。さん)05/5/18 by サイトヲ。様 |
分類: | 脊索動物門 爬虫綱 有鱗目 アシナシトカゲ科 |
学名: | Ophisaurus apodus |
英名: | European legless lizard |
別名: | ヨーロッパアシナシトカゲ、ヨーロッパヘビトカゲ |
特徴: |
ヨーロッパアシナシトカゲなどの和名もよく用いられますが、ここではJAZAのサイトで使用されている和名に準じました。 バルカン半島やブルガリアにかけて、クリミアやコーカサス地方、中央アジアや南西アジアの一部に分布。 比較的乾燥した環境を好み、植物の茂った岩場や農耕地、民家の周りの石垣周辺などにみられます。昼行性で、昆虫やカタツムリ、ミミズ、ネズミ、鳥のヒナなどを食べます。
四肢は痕跡ほどしかなく一見ヘビのように見えますが、まぶたや耳孔などヘビにはない特徴をもっています。また、多くのトカゲと同様、尾を自切することができるほか、体が固くとぐろを巻くことはできません。全長1m近くなり、アシナシトカゲ科の最大種です。 繁殖期は春から夏にかけてで、メスは6〜10個の卵を産み、ふ化するまでのあいだ保護する生態が知られています。 |
<バルカンヘビガタトカゲ・ギャラリー>
一応、念のための全身像を。 at 安佐動物公園 |
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