ゼニガタアザラシ

ゼニガタアザラシ

(ジャマランディさん)05/7/23

(補足情報)
偶然迷い込んだ種を除いて、日本で繁殖する唯一のアザラシです。

at 登別マリンパークニクス
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  食肉目  アザラシ科
学名: Phoca vitulina
英名: Common seal
別名:
特徴:

北部太平洋、北部大西洋の寒帯〜温帯の沿岸部に生息し、南限は太平洋側では北海道やアラスカ、大西洋側ではラブラドル半島やアイスランド、白海など。

北海道からアリューシャン列島にかけてみられる亜種(P.v.stejnegeri)は体が黒色で大型になることから、独立種として扱われることもあります。

岩や礫の海岸近くにみられ、水中では単独で生活しますが、日光浴などの際には数頭が海岸で共に過ごします。地域によっては河川に進入することもあります。餌は甲殻類やイカ、タコ、魚類などです。

黒い体色に白いリング状の斑紋が多数あり、和名はこれを貨幣に見立てたものです。これらの斑紋は個体によって異なり、個体識別の手がかりとなります。また、オスの方がメスよりもやや大型になります。

繁殖期は地域によって大きく異なりますが、ふつう春頃に1頭を出産します。ゴマフアザラシなどと異なり、仔は産まれたときから黒色の体毛をしています。これは、流氷でなく海岸の岩の上で出産する生態に合わせての適応の結果であると考えられています。

日本近海の個体群は、かつて肉や毛皮をとるために乱獲されたことや、漁業との競合によって数が少なくなっているといわれます。




<ゼニガタアザラシ・ギャラリー>

(ジャマランディさん)05/7/23
究者が保護の必要性を訴えていますが、定置網にかかったサケを食害するなどの理由から天然記念物指定は見送られ続けています。難しい問題ですね。

at 登別マリンパークニクス
by ジャマランディ様
ゼニガタアザラシ

(ジャマランディさん)05/7/23
右側のゴマフアザラシと比較してください。ゴマフよりも斑紋が大きく、ほぼ全身を覆っています。

at 登別マリンパークニクス
by ジャマランディ様
ゼニガタアザラシとゴマフアザラシ
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