ツメナシカワウソ

ツメナシカワウソ

(サイトヲ。さん)06/3/19
さてお土産はツメナシカワウソ@二見シーパラダイスです。
確かまだ掲載させていなかったと思ったのでお持ちしました。

(補足情報)
2006年現在、国内では二見でしか飼育されていない種類です。

at 二見シーパラダイス
by サイトヲ。様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  食肉目  イタチ科
学名: Aonyx capensis
英名: Cape clawless otter
別名:
特徴:

セネガル・エチオピア以南、南アフリカまでのアフリカ大陸に広く分布。

よく茂った森林からひらけた場所まで、砂漠を除くほとんどの環境にみられます。水辺に暮らし、基本的には淡水の湖沼や河川、沼地などにみられますが、汽水域にすむこともあります。

ふつう単独性。夜行性ですが、昼間でも活動することがあります。ほとんどを水中で過ごし、休むときには倒木の下や木の根の間などを休息場所とします。餌はカエルや甲殻類、魚、ゴカイ、タコなど。

半水生の動物としては珍しく、足に水かきがありません。また、名前の通り爪がほとんどないか、あっても後足の第3・4指に痕跡的なものがみられるのみです。
その代わりに指は長くて触覚にすぐれており、泥の中のゴカイを手で探って捕らえるなど、獲物を捕まえるときや食べるときに大いに利用します。

繁殖は年間を通じて行われるようで、1産2〜3仔。子は母親が面倒を見ます。

生息地の破壊や漁業との競合によって数が少なくなっており、一部では保護政策がとられているようです。

2006年3月現在、国内では二見シーパラダイスのみで飼育されています。

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