シロテテナガザル

シロテテナガザル

(A Globe-Trotterさん)05/10/2

(補足情報)
南アフリカの保護施設で飼育されている個体。アフリカには分布しません。

at モンキーパーク
by A Globe-Trotter様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  霊長目  テナガザル科
学名: Hylobates lar
英名: White-handed gibbon
別名:
特徴:

東南アジアのミャンマーからタイ、マレーシア、インドネシア、および中国雲南省に分布。

低地の熱帯雨林の樹冠部で暮らし、地上に降りることはほぼありません。
1組のペアとその子ども達からなる家族群で暮らし、主に果実を食べますが、他に木の葉や芽なども餌とすることがあります。

鳴き声は大きく特徴的で、それぞれの群れ同士が存在を誇示し合い、互いの衝突を避けるのに役立っていると考えられています。

体は淡黄色から赤褐色、暗褐色、黒色など様々ですが、顔の周囲と手足だけが白色であるという特徴は一致しています。これらの体色は地域によってある程度異なる傾向がありますが、性差はありません。

ペアの絆は固く、多くの場合、一生相手を替えることはありません。メスは2年に一度、ふつう1頭の子を出産します。子は性成熟するまでの間、ペアの元にとどまって生活します。

生息地の開発や、食用・ペット用の捕獲によって個体数が減少しているため、現在ではサイテス1種に指定されて国際的な取引は禁じられています。




<シロテテナガザル・ギャラリー>

(ジャマランディさん)05/10/3
シロテテナガザル、お付き合いします。

(補足情報)
体色には様々な変異があります。写真は黒色型。

at のいち動物公園
by ジャマランディ様
シロテテナガザル

もっと体色の明るい個体。
全身がさらに白っぽい個体もいる。

at 金沢動物園
シロテテナガザル
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