シフゾウ

シフゾウ(オス)

(大ペケさん)06/3/5
角はシカなどと異なり攻撃能力に劣り、尖ってはおりません。地面を掘るのには適しているそうで、後ろにあるような水たまりを自前で作っちゃうんだとか。コンクリ製のバスタブも準備されているんですが、お手製の水溜まりの泥水に入ることを好むようです。

(補足情報)
野生では絶滅してしまった大型のシカ。

at 安佐動物公園
by 大ペケ様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  偶蹄目  シカ科
学名: Elaphurus davidianus
英名: Pere David's deer
別名:
特徴:

かつて中国の東北部から東部にかけて生息していたとされますが、現在では野生の個体は完全に絶滅しています。

主に湿地や沼地などの水辺に生息していたと考えられており、泳ぎも非常に巧みです。群れで暮らし、主に水草や草本を食べています。

中国語では「四不像」と呼び、これは「シカのような角、ウシのような蹄、ウマのような頭、ロバのような尾をもちながら、そのどれでもない動物」という意味であるとされています。

体は赤褐色で、夏毛でより鮮やか。頭部は著しく細長く、扁平で、独特の顔つきに見えます。湿地を歩き回りやすいよう脚が長く、また蹄はしっかりと2股に割れ、長くなっています。

角はオスだけが持ち、他のシカとは異なって後ろ側へ枝分かれしていきます。ふつう年に1度だけ生え変わりますが、まれに2度生えることもあるとされています。

夏頃、オスはメスを巡る争いを行うようになり、闘争には角や歯を用いたり、前脚を上げて取っ組み合うなど激しいものです。子は翌年の春に生まれ、ふつう1産1仔。

中国では19世紀までに完全な野生の個体は絶滅し、北京にある皇帝の狩場でみられるのみとなっていました。1865年、フランス人の宣教師A.ダヴィッドがヨーロッパに一部の個体を持ち込み、現在動物園で飼育されているのは全てこれらの個体の子孫となっています。
ちなみに中国の個体群は、その後洪水や戦争による混乱などで絶滅してしまいます。

1980年代より中国への再導入の試みが始まり、いくつかの保護区では定着しつつあるようです。




<シフゾウ・ギャラリー>

(大ペケさん)05/3/5
で、こちらが同居人のタンチョウです。 今日は何故か非常に良く鳴いていまして、知らない人は「ゾウの声?!」とか言っていました。

(補足情報)
安佐では同じ東アジアにすむタンチョウと複合展示しています。

at 安佐動物公園
by 大ペケ様
シフゾウ(オス)とタンチョウ

(大ペケさん)06/5/28
なんと(←失礼な)、今日は活発に窪地作成に精を出していらっしゃいました。水溜まりに伏せている状態しか見たことが無かったので、本当にラッキーでした。

(補足情報)
夏毛に生え変わり、毛色はやや赤みを帯びています。

at 安佐動物公園
by 大ペケ様
シフゾウ(オス)

袋角の取れたオス。多摩では繁殖もしている。

at 多摩動物公園
シフゾウ(オス)

角をもたないメス。

毛の生え変わりの時期らしく、ちょっとボサボサしている。

at 多摩動物公園
シフゾウ(メス)
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