ヒツジ

ヒツジ(サフォーク)

サフォーク。

イギリス原産の肉用種で、体毛は比較的短い。手足と顔が黒いのが特徴。日本で最もよく飼育されている品種のひとつ。

at 東武動物公園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  偶蹄目  ウシ科
学名: Ovis aries
英名: Sheep
別名:
特徴:

およそ8000〜1万年前、中東でムフロン、ウリアル、アルガリなどの野生種を元に作出されたと言われています。

現在、世界で10億頭以上が飼育され、主に毛や肉が用いられています。他に乳なども利用されます。
羊毛生産としてはオーストラリアやニュージーランドが有名ですが、飼育頭数では中国が世界1位です。また、乾燥地帯や寒冷地にもよく適応することから、これらの土地でも多く飼育されています。

品種数は1000を越え、肉用・毛用といった用途による分類のほか、体毛の性質によっても分けられます。代表的な品種としては毛用種のメリノーや肉用種のサフォークなどがよく知られます。

日本で本格的に飼育されるようになったのは明治時代以降で、戦時中や戦後は羊毛生産などを目的とした飼育が推進されましたが、現在ではブタやウシに比べてあまり一般的な家畜ではありません。

性質がおとなしいことから、動物園ではふれあいコーナーなどでよく飼育されています。




<ヒツジ・ギャラリー>

コリデール。

ニュージーランドで作出された品種で、毛肉兼用。

at 東武動物公園
ヒツジ(コリデール)

(大ペケさん)06/5/30
ピーチクパークでは、ヒツジ・ヤギ・ブタ・ニワトリ(チャボ)が放し飼いとなっているエリアがありまして、今年の春にも子ヤギや子ヒツジが誕生しております。

(補足情報)
コリデールの赤ちゃんです。

at 安佐動物公園
by 大ペケ
ヒツジ(コリデール)の子

(大ペケさん)06/9/27
画像は「サクラモチ」と仲間たちです。鼻筋までフカフカという、なんとも分かり易いヒツジであります。

(補足情報)
右下の個体が、上の写真と同じ「サクラモチ」です。他個体と比べても、顔の毛が多いのが分かります。

at 安佐動物公園
by 大ペケ
ヒツジ(コリデール)の子

ブラックコリデール。

白色のコリデールの中から、ごくまれに生まれるという変異個体。

at 伊香保グリーン牧場
ヒツジ(ブラックコリデール)

(ジャマランディさん)05/5/29
羊のセントクロイです。
元々は西アフリカ原産ですが西インド諸島のセントクロイ島で肉用として飼われていたため、この名があります。日本には1990年にアメリカからもたらされました。
写真のヒツジ君は東京・井の頭自然文化園生まれだそうです。

at 大森山動物園
by ジャマランディ様
ヒツジ(セントクロイ)

セントクロイの子ども。

肉用種のためか体毛は短く、一見ヤギのようにも見える。

at 上野動物園
ヒツジ(セントクロイ、子ども)
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