オランウータン

亜種ボルネオオランウータン(子ども)

(keijiさん)04/8/6
写真は多摩動物公園の人気者、ポピーくん。
4歳の誕生日を迎えて、ますます元気盛んです。

(補足情報)
亜種ボルネオオランウータン。

それにしても愛らしい顔をしており、動物園でもとても人気のある赤ちゃんのひとつでしょう。

at 多摩動物公園
by keiji様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  霊長目  ショウジョウ科
学名: Pongo pygmaeus
英名: Orang-utan
別名:
特徴:

東南アジアのボルネオ島とスマトラ島だけに分布する大型の類人猿。
それぞれの島の個体群は亜種とされ、ボルネオ島のものがボルネオオランウータン(P.p.pygmaeus)、スマトラ島のものはスマトラオランウータン(P.p.abelii)と呼ばれます。日本では、ボルネオオランウータンの方が多く飼育されているようです。

深い熱帯雨林に主に単独か母子で暮らし、樹上性が強く地上に降りることはあまりありません。果実や木の葉を好んで食べ、ときに昆虫などを捕らえることもあります。

成熟したオスとメスは大きく容姿が異なり、オスでは頬に巨大な結合組織からなるひだが発達し、独特の顔つきとなります。また、体もオスは体重80〜100sなのに対し、メスでは50〜60sと、オスの方が大型になります。

生息地である東南アジアでは、熱帯雨林が伐採や森林火災によって姿を消しているほか、幼体の姿がかわいいためにペット用として密猟されることが多く、絶滅が危惧されています。




<オランウータン・ギャラリー>

ボルネオオランウータン、オスの成体。
顔には大きな肉ひだが発達し、ちょっと怖い顔をしている。

at 多摩動物公園
亜種ボルネオオランウータン(オス)

同亜種メスの成体(右)。写真が傾いててすいません。

メスには肉ひだがなく、体もやや小型。

at 多摩動物公園
亜種ボルネオオランウータン(メス)

同じく子ども。他の類人猿と同様、好奇心旺盛でいろいろなもので遊ぶ。
keijiさんが撮影されたのと同じ「ポピー」だが、写真のレベルの差は…(汗)。

at 多摩動物公園
亜種ボルネオオランウータン(子ども)

(ranさん)05/1/29
香港動植物園のオランウータンです。 なんかおだんごみたいですね。笑

(補足情報)
亜種ボルネオオランウータン。肉ひだの発達した立派なオスです。

at 香港動植物園
by ran様
亜種ボルネオオランウータン(オス)

市川のオス「イーバン」は亜種スマトラオランウータン。本亜種は、ボルネオに比べるとオスの肉ひだは発達しないとされている。

at 市川市動植物園
亜種スマトラオランウータン(オス)

亜種スマトラオランウータンのメス。外見上大きな違いはないように見える。

at 東山動物園
亜種スマトラオランウータン(メス)

千葉市動物公園での行動展示。

コップの中にジュース?が入っており、これを枝の先に付けて舐め取る。言わばチンパンジーの「アリ塚」と同じ仕掛け。

at 千葉市動物公園
亜種ボルネオオランウータン(オス)
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