オカピ |
ジャイアントパンダ、コビトカバと共に、世界3大珍獣の1つ。 |
分類: | 脊索動物門 哺乳綱 偶蹄目 キリン科 |
学名: | Okapia johnstoni |
英名: | Okapi |
別名: | − |
特徴: |
アフリカ中部、ザイール北東部のよく茂った熱帯雨林にのみ局地的に分布。
主に密生した熱帯雨林に生息しますが、川沿いの林で目撃されたこともあります。 体は暗褐色で、体毛は非常に短くビロードのようになめらかです。顔から首にかけて白色であるほか、四肢の下部は白色、腿の部分は黒と白の縞模様をしています。 キリン科の原始的な特徴を残した動物であると言われますが、1900年に初めて西洋人に発見されたときには、キリンとは似ても似つかないことや、その顔つきなどからロバの仲間と勘違いされていました。 野生での繁殖生態についてはよく分かっていませんが、飼育下の観察では8〜10月頃に1子を産むようです。母親と子は森林の中につくられた隠れ家でしばらく過ごします。この間、母親は外敵がやってくると激しく攻撃します。 野生での生息数についてはよく分かっていませんが、生息地の開発などによる個体数の減少が危惧されています。 2005年12月現在、国内ではズーラシアと上野動物園でのみ飼育展示されています。 |
<オカピ・ギャラリー>
成熟したオスでは、頭部に角状の突起がよく発達する。 at ズーラシア |
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こちらはメス。突起はあまり発達しない。 at ズーラシア |
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