オオアリクイ

オオアリクイ

その細長い顔は、一度見たら忘れない。
ちなみに頭骨を見ると、その長い口の部分の骨はパイプ状になっている。骨まで変な動物である。

at ズーラシア


分類: 脊索動物門  哺乳綱  貧歯目  アリクイ科
学名: Myrmecophaga tridactyla
英名: Giant anteater
別名:
特徴:

南アメリカ北部からアルゼンチン北部にかけてに分布。

森林や草原、湿地など様々な環境に生息します。
単独でよく歩き回り、シロアリの塚をその大きな前脚の爪で破壊して、60pにも及ぶ長い舌でシロアリを舐め取って食べます。舌には強力な粘液が付着しており、これでシロアリを絡め取ることができるのです。

動物園ではアリを恒常的に与えるのは難しいことから、ドッグフードその他をミキサーで細かくしたものなどを代わりに与える場合が多いようです。

特徴的な外見から他種と見間違えることはありません。
尾は長く、ふさふさしており、敵に襲われるたときには後肢と尾でバランスを取りながら2本足で立ち上がって、相手を威嚇します。

ふつう1産1仔。生まれた子供は、出産直後に母親の背中に登り、6〜9ヶ月の間は背負われて暮らします。

生息地の破壊などから生息数が少なくなっているといわれています。

動物さくいんへ

図鑑トップへ

サイトトップへ
inserted by FC2 system