ニホンカモシカ |
日本に分布する唯一の野生ウシ科動物。 |
分類: | 脊索動物門 哺乳綱 偶蹄目 ウシ科 |
学名: | Capricornis crispus |
英名: | Japanese serow |
別名: | − |
特徴: |
Naemorhedus属に分類される場合もあります。
日本固有のカモシカで、本州、四国、九州の山地にのみ分布しています。
体毛は白から褐色まで様々で、変異があります。雌雄ともに黒く太短い角をもっています。脚は短く、がっしりとしており、急峻な山の斜面でも転ぶことなく歩くことができます。 交尾は9月から11月にかけて行われ、翌年の春にふつう1子を生みます。子は母親が単独で育てます。 かつては狩猟の対象とされ、数が減少したことから現在では天然記念物に指定され、保護されています。一方で、増えすぎた個体が林業に被害を与えるような事例もみられるようになっており、問題となっています。 ストレスに弱く、動物園での飼育が難しいとされる動物です。 |
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