ミナミゾウアザラシ |
(くらげねこさん)04/4/16 at 新江ノ島水族館 |
分類: | 脊索動物門 哺乳綱 食肉目 アザラシ科 |
学名: | Mirounga leonina |
英名: | Southern elephant seal |
別名: | − |
特徴: |
大きなオスでは体長5m、体重は2tを超える、近縁のキタゾウアザラシと並んで世界最大の鰭脚類です。 南極を囲む極周辺の海域にすみ、フォークランド諸島などの沖合いの島々で繁殖します。普段はほとんど海上におり、かなり深く潜って魚類やイカを捕らえて食べることが知られています。 オスはメスの3倍以上の大きさがあり、また鼻に空気を入れて大きく膨らませることができます。これは名前の由来ともなっています。 繁殖期には砂浜などに数百頭が集まり、1頭のオスがときに100頭以上のメスと暮らすという、大きなハレムをつくります。その際にオス同士はメスを巡って激しい争いを行い、負けたオスは縄張りを持つことができません。 飼育例は多くなく、国内では2005年10月現在、二見シーパラダイスにメス3頭が飼育されるのみです。 |
<ミナミゾウアザラシ・ギャラリー>
(海洋芽鷹さん)06/4/14 at 新江ノ島水族館 by 海洋芽鷹様 |
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