ローランドゴリラ

亜種ニシローランドゴリラ

亜種ニシローランドゴリラ。

上野の「ゴリラの森」では、森の住人たちの様々な表情や仕草をみられる。
モモタロウに続く、子供の誕生が待たれるところ。

at 上野動物園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  霊長目  ショウジョウ科
学名: Gorilla gorilla
英名: Lowland gorilla
別名:
特徴:

カメルーンやガボンなど、中央アフリカの熱帯雨林に分布。
1頭のオスと数頭のメスから成る群れで暮らし、オスは背中の毛が銀白色に輝いて見えることからシルバーバックと呼ばれます。森の中を移動しながら暮らし、植物の果実や葉、茎など植物質のものを主に食べるほか、ときに昆虫も餌とします。

ゴリラが発見されたのは20世紀に入ってからで、それまでは「アフリカの熱帯雨林に謎の猿人?がいる」という、まるで雪男のような扱いでしかなかったといいます。
発見後も、実際以上に凶暴なイメージが植え付けられて狩猟の対象となったり、あるいは動物園での飼育のために捕獲されたりと受難の歴史が続きました。

現在も生息地である熱帯雨林の減少などによって数を減らしており、絶滅が危惧されています。

これまではマウンテンゴリラ(Gorilla berringei)と共に「ゴリラ」という種として扱われることが多かったのですが、最近ではこれらをそれぞれ別種とし、その中にさらに細かく亜種を置く動きがあるようです。

日本の動物園ではこれまで、単独かペアで飼育されることが多く、繁殖に結びつかない場合がほとんどだったのですが、上野動物園が「ゴリラの森」を開設し、群れ飼育を始めた結果、2000年にオスの子「モモタロウ」が誕生しました。
また2003年には名古屋市東山動植物園にてメスの子「アイ」が誕生しています。

しかし、順調に繁殖を行っていくためにはまだまだ課題が多いというのが現状です。




<ローランドゴリラ・ギャラリー>

千葉市動物公園の「モモコ」(右)と、2000年7月に上野動物園で生まれたオス「モモタロウ」。 父親の「ビジュ」は、残念ながら息子の姿を見ることなく急逝した。

at 千葉市動物公園
モモコとモモタロウ

モモタロウ。
子供は身軽で、この日も放飼場に植えられているケヤキの木に勢いよく登っていた。

at 千葉市動物公園
木に登るモモタロウ

ローランドゴリラの全身骨格。
頭部の盛り上がりは、頭蓋骨の隆起によるものであることが分かる。ヒトではこの突起は退化してしまっている。

at 安佐動物公園
ローランドゴリラ(骨格標本)
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