コツメカワウソ

コツメカワウソ

飼育係さんが通りかかると、餌をもらえると思うのか、後足で立ち上がって「キュー、キュー」と鳴く姿がかわいらしい。

海外の動物園では、テングザルなどの樹上性のサルと複合展示している例も知られる。

at 千葉市動物公園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  食肉目  イタチ科
学名: Amblyonyx cinereus
英名: Oriental small-clawed otter
別名:
特徴:

中国南部から東南アジア、インドにかけての河川、海岸にみられ、家族単位の群れで暮らしながらカエルやカニ、貝などの小動物を食べます。

頭胴長40〜60p、体重3〜5sと、カワウソの仲間では最も小型で、その姿の愛らしさからか動物園や水族館でもよく飼育される種類です。
他の多くのカワウソ類が発達した爪をもつのとは異なって、「小爪」の名の通り足の指には小さな爪があります。
また、水中の魚を捕らえる際に、他の種類のカワウソでは口で捕まえことが多いのに対し、本種は前足を用いることも大きな特徴です。

飼育下ではあまり繁殖しないらしいカワウソの仲間にしては、子供誕生のニュースを聞く機会が多いように思います。




<コツメカワウソ・ギャラリー>

摂餌の風景。市川では生きたドジョウをプールに放して、実際に魚を狩る様子を見せている。
前足を器用に使って食べる様子が印象的。

at 市川市動植物園
摂餌中のコツメカワウソ
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