コアラ

コアラ

動物園のアイドル、コアラ。

眠っていることが多いので、確実に動くところを押さえたいのであれば餌の時間を狙うのがオススメ。

at 多摩動物公園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  有袋目  コアラ科
学名: Phascolarctos cinereus
英名: Koala
別名:
特徴:

オーストラリア東部から南部、クイーンズランド州からビクトリア州にかけて分布。

ふつう、分布域によってクイーンズランドコアラ(P.c.adustus)、ニューサウスウェールズコアラ(P.c.cinereus)、ビクトリアコアラ(P.c.victor)の3亜種に分けられ、南の亜種ほど体が大きく、体色が濃いとされています。

一方で、これらの特徴は連続的に変化するもので亜種区分は恣意的なものに過ぎないとする説もあり、「北方系」「南方系」の2亜種のみとされる場合も増えつつあるようです。

標高600mほどまでの低地のユーカリ林に生息し、ふつう縄張りをつくって単独で暮らします。胸に臭腺があり、これを木にこすりつけるなどして縄張りを誇示します。

1日のうち実に18〜20時間を眠って過ごし、主に夜間ユーカリの葉を食べます。樹上性で、地上に降りることはあまりありません。

餌の選り好みが激しく、数百種が知られるユーカリの中でも好んで食べるのはおよそ10種ほどに過ぎません。有毒のユーカリの葉を消化するため、長い盲腸の中に特殊な共生細菌を住まわせている他、肝臓には強い解毒能力があります。

体は太短く、体毛は灰色〜黄褐色。あごから胸にかけて、および四肢の内側は白色です。耳は丸く、長い毛が密生しています。オスの方が大型。

繁殖期は夏頃で、オスは自分の縄張り内を盛んに徘徊し、メスを探します。また、他のオスに縄張りの存在を誇示するため大きな声で鳴きます。
メスは12〜1月にかけて、1頭の子を出産。生まれたばかりの子は赤裸で、体重0.5gほどしかありません。子は自力で母親の腹の袋に辿り着き、6〜12ヶ月ほどは母親の袋を利用して過ごします。

子が離乳期になると母親は特殊な便を排泄し、子はそれを食べます。この行動によって腸内細菌が子どもの消化管に入り、有毒なユーカリの葉を食べられるようになります。

19世紀から20世紀初頭にかけて、毛皮利用のために大量に捕獲され、絶滅の危機に陥りました。その後の厳重な保護活動により個体数は回復していますが、生息地であるユーカリ林が伐採などによって減少していることから、局地的に個体数が過剰になるなど、問題がないとは言えない状況が続いています。




<コアラ・ギャラリー>

(cubbyさん)06/12/19
3:30の食事タイムから20分ほど経って諦めかけた頃、母親のお腹付近でモゾモゾ動く物体がっ!!

(補足情報)
オスの個体の短期ブリーディングローンによって誕生した赤ちゃん。

at 多摩動物公園
by cubby様
コアラ(子ども)

(cubbyさん)06/12/19
袋の外でも活発に動いていて、既にユーカリの葉も食べていました。
全身が撮れたのはこれだけでしたが、下半身はまだ少し寒そうな感じですね。

(補足情報)
残念ながら、父親の「モモジ」はその後、死亡してしまいました…。

at 多摩動物公園
by cubby様
コアラ(子ども)
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