キタオットセイ

キタオットセイ

(muscaさん)05/2/9
写真は伊豆三津シーパラダイスのキタオットセイです。 前脚が長いですー。

(補足情報)
日本国内でも野生のものが観察されることがあります。

at 伊豆三津シーパラダイス
by musca様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  食肉目  アシカ科
学名: Callorhinus ursinus
英名: Northern fur seal
別名: オットセイ
特徴:

北太平洋、ベーリング海の沿岸〜沖合いに分布。
繁殖期以外の時期は主に海洋上で暮らし、サケ・マスやタラなどの魚類、イカ、ときに海鳥などを餌としながら暮らしています。

繁殖期の夏頃になると、ベーリング海やオホーツク海に浮かぶ島々に集団で上陸し、繁殖活動に入ります。他のアシカ類と同様、本種も一夫多妻で1頭のオスと多数のメスからなるハレムを形成します。

鼻づらが短く、また前脚が長く発達しているのが特徴。オスの方がメスよりずっと大型になり、体重比にして3倍以上も違っています。またオスの方が体毛が黒っぽく、メスでは赤みを帯びるのも特徴です。

毛皮は緻密で質のよいものとされ、かつては乱獲されて絶滅寸前になったこともありますが、現在では各国で保護されていることもあり、個体数は回復しています。




<キタオットセイ・ギャラリー>

鼻面は短く、先がとがっている。また前脚が長く、見慣れたカリフォルニアアシカとは大きく印象が異なっている。

at 新江ノ島水族館
キタオットセイ
動物さくいんへ

図鑑トップへ

サイトトップへ
inserted by FC2 system