ハダカデバネズミ

ハダカデバネズミ

かなりの珍獣なのだが、その割に注目度は今ひとつである。

もっとも、こんな動物の周りに人だかりができていたたとしたら、それはそれで何かが違う気もする。

at 上野動物園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  齧歯目  デバネズミ科
学名: Heterocephalus glaber
英名: Naked mole-rat
別名: ハダカモグラネズミ
特徴:

ケニア、ソマリア、エチオピアなどアフリカ東部に分布し、地中に巣穴を掘ってその中で暮らしています。餌は植物の根などが主で、動物園では野菜や果物を餌として与えているようです。

外見は、体毛が著しく薄く、赤裸の皮膚が裸出しており非常に特異です。この姿から、発見された当初は大型のネズミの子供であると考えられ、新種の動物とは誰も思いつかなかったといいます。
地中で暮らすために目はよく見えなくなっており、代わりに聴覚が非常によく発達していて、音には敏感です。

何より特徴的なのはその群れ構成です。
この仲間は昆虫のハチやアリと同じような真社会性を持つことが知られており、40〜90頭の群れの中で繁殖に関わるのは1頭のメスと数頭のオス、他は「働きネズミ」や「兵隊ネズミ」として群れの維持に当たります。
一つの群れの中で交配が進んできた結果、群れ内の個体間では血縁度が非常に高くなっており、そのために働きネズミのような自身が繁殖しない個体が進化したと考えられています。

国内では埼玉県こども動物自然公園が初めて導入しました。現在は上野動物園でも見ることができます。飼育の簡単な動物ではないようです。

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