ハイイロオオカミ

亜種シベリアオオカミ

(muscaさん)04/11/11
今日はシベリアオオカミをお持ちしました。(中略)
この子はといいますと、とくしま動物園のシベリアオオカミで、コウゲツ(♂)といいます。

(補足情報)
オオカミの亜種は複雑…。写真はユーラシアの北部に分布する亜種シベリアオオカミ(C.l.albus)です。

at とくしま動物園
by musca様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  食肉目  イヌ科
学名: Canis lupus
英名: Grey wolf
別名: タイリクオオカミ
特徴:

東南アジアの熱帯林とヨーロッパの一部を除いたユーラシア大陸全域、および北アメリカ大陸中北部に分布します。

生息地の減少や狩猟によって分布域は縮小していますが、かつては北半球のほぼ全域にみられ、世界で最も広く分布する動物でした。
北海道にみられ、1900年頃に絶滅したエゾオオカミ(C.l.hattai)も、本種の亜種の1つであったといわれています。

その他、非常に数多くの亜種が知られていますが、分類的に混乱している部分も多いようで、はっきりと確立されたものではありません。

体の大きさや色はこれらの亜種や分布地によって大きく異なります。一般に北方のものほど体が大きいといわれ、体色も全身が黒色のものから白色のものまで様々です。

森林や草原など多様な環境に適応し、パックとよばれる群れで生活します。
パックは最も順位の高い雌雄のペアとその他の個体から成り、順位の高い2頭がつがいとなって子を産みます。つがいの絆は固いもので、しばしばどちらかが死ぬまで続くといわれます。

出産は春から初夏の頃に行われ、1度に3〜10頭ほどの子を産みます。
子どもは地面に掘った巣穴の中で育てられ、ペア以外の個体が子育てに参加することもあります。

狩りの能力は高く、群れでシカなどの獲物を追いかけ、しばしば自分より大きな動物を倒すこともあります。また、その他にネズミやノウサギなどの小動物を捕らえることもあります。

開発によって生息地が奪われているほか、毛皮目的や、家畜を襲うために害獣として捕獲されているため、個体数は減少しています。すでに絶滅してしまった地域も多く、保護の必要性が叫ばれています。

なお、イヌの原種は本種である可能性が高いといわれています。




<ハイイロオオカミ・ギャラリー>

(muscaさん)04/11/8
さて、今日お持ちしたのは、多摩動物公園のヨーロッパオオカミさんです。ロボ氏はちょっと親父顔ですが、最近けっこういい顔してるかも・・・と見直している子です。

(補足情報)
基亜種のヨーロッパオオカミ(C.l.lupus)です。

at 多摩動物公園
by musca様
亜種ヨーロッパオオカミ

多摩で2005年に生まれたヨーロッパオオカミの子ども。

外見は正に「子犬」だが、脚はよく発達しており、野生らしい逞しさがある。

at 多摩動物公園
亜種ヨーロッパオオカミ(子ども)

(muscaさん)06/3/30
撮影中から気になっていたんですが、お腹が大きいような。
オオカミ友達にも見せたところ、もしやもしやの可能性。

(補足情報)
多摩のヨーロッパオオカミのメス「モロ」。前年も繁殖していることから期待しているのですが、どうでしょうか。

at 多摩動物公園
by musca様
亜種ヨーロッパオオカミ

(muscaさん)06/3/30
多摩の狼が、今年も繁殖に成功したようです♪
ついつい嬉しくって小躍りしてしまいましたよ。
しかも、17日に放飼場で出産したそうです。

(補足情報)
というわけで、多摩では2年連続の繁殖に成功しました!

at 多摩動物公園
by musca様
亜種ヨーロッパオオカミ

(muscaさん)04/11/19
国内では恐らく動物園で飼育しているところはないのでは?と思います。こちらは個人で狼を飼育されている方のお宅で撮影したものです。シンリンオオカミよりも一回り小さくて可愛かったですよ〜♪

(補足情報)
北アメリカの北極圏に棲むホッキョクオオカミ(C.l.arctos)です。純白の体毛が美しい亜種。

(個人飼育個体)
by musca様
亜種ホッキョクオオカミ

(muscaさん)04/12/19
というわけで、タイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)の亜種シンリンオオカミさんです。王子動物園のクイーン嬢。昔はもっと体色が濃かったようですが、今ではほとんど白狼です。

(補足情報)
北アメリカに広く分布する亜種シンリンオオカミ(C.l.lycaon)です。

at 王子動物園
by musca様
亜種シンリンオオカミ

(リッピさん)06/8/5
リクエストにお答えして・・・(^^)
アップが男子 走り回っているのが女子です

(補足情報)
インドから中央アジア、中国、朝鮮半島などに分布する亜種チュウゴクオオカミ(C.l.chanco)。

チョウセンオオカミとかチベットオオカミとも呼ばれます。

at 天王寺動物園
by リッピ様
亜種チュウゴクオオカミ

(リッピさん)06/8/5
えと これが女子です
この写真は 公開直後の五月撮影です

(補足情報)
写真の2頭は上海動物園との動物交流によって来園しました。

at 天王寺動物園
by リッピ様
亜種チュウゴクオオカミ
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