日本の動物園では最も見かける機会の多いクモザル。東武でも群れで飼育されています。

別名の項に挙げた「アカクモザル」は亜種名かも。現在調査中＆情報下さい。

メキシコ南部からブラジル北部、ボリビアにかけてに分布するクモザルの一種です。森林の樹冠に数頭〜数十頭の群れで暮らし、主に果実を食べます。

オマキザルの仲間は木に巻きつけることのできる発達した尾が特徴ですが、中でもクモザルの仲間は尾をたいへん器用に使い、かなり小さなものでも絡めて取ることができます。動物園でも、檻のすき間から尻尾だけを外に出し、植え込みの葉をむしって食べるのを見ることがあります。

尻尾の先を金網に絡み付けているのに注目。

手足や尾の器用さの他に、頭のよさを感じさせる行動もみられ、見ていて飽きない。

尾の先端部。
腹側には毛がなく、枝に巻きつけても滑らないようになっている。

皮膚裸出部のしわの形は１頭ずつ異なっていて、指紋ではなく「尾紋」と呼ばれる。

（補足情報）
毛の色は個体によって変異があります。
上の写真の個体は赤っぽい色ですが、この個体は淡い色調。

（keijiさん）04/8/14
ジェフロイクモザルの写真を貼っていきます。
子供が誕生していたのですが、残念ながら亡くなって しまったそうです。。。

（補足情報）
動物園でも子供を無事に育てるのは大変なことのようです。

（すえひろさん）04/12/31
こんばんは。
申年も終わりなので、最後に１枚。

（補足情報）
親子。2004/12/21に子が誕生しています。