フクロテナガザル

フクロテナガザル

ペアで鳴き交わし、園内のどこにいてもその声が聞こえる。
腕を使った枝渡り(ブラキエーション)も迫力があり、お客さんの人気者。

ちなみにギャラリーを意識しているようで、観客の多い日にはパフォーマンスも派手である場合が多い気がする。

at 千葉市動物公園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  霊長目  テナガザル科
学名: Hylobates syndactylus
英名: Siamang
別名: シャーマン
特徴:

マレー半島、インドネシアのスマトラ島の熱帯雨林にすみ、大人のオスとメス、および数頭の子供から成る家族群で暮らしています。

頭胴長は60〜80pであるのに対し、腕を広げた長さは2mにも達し、この腕を使って熱帯雨林の樹冠を枝から枝に飛び移りつつ移動します。樹上生活に完全に適応してしまったために泳ぐことはできず、池で囲まれた放飼場で飼育すると逃げ出すことがありません。餌は果実や木の葉、小鳥の卵など。

最大の特徴はその大きな鳴き声で、のど袋をふくらまし、周囲4kmに響き渡るといわれる大声で鳴きます。主に縄張り誇示の役割があると言われています。

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