エリマキキツネザル

亜種クロシロエリマキキツネザル

白と黒のツートンカラーが印象的。

夕方ごろに大きな声で吠えることがあり、「何の声か」とお客さんが集まる様子もしばしばみられる。

at 夢見ヶ崎動物公園


分類: 脊索動物門  哺乳綱  霊長目  キツネザル科
学名: Varecia variegata
英名: Ruffed lemur
別名:
特徴:

首の周りのえりまき状の毛からこの名が付けられたようです。
マダガスカル島東部の森林にすみ、頭胴長55p、体重4sに達する、キツネザル類でも最大級の動物。

数頭の小群で暮らし、果実や木の葉、花、花の蜜などを食べます。しばしば群れの全個体がギャーギャーと大きな鳴き声をあげ、びっくりさせられますが、これは縄張りの宣言などを意味すると考えられています。

クロシロエリマキキツネザル(V.v.variegata)やアカエリマキキツネザル(V.v.rubra)などの亜種が知られ、日本の動物園でもそれぞれ飼育されていますが、一方野生では生息数が著しく減少しています。




<エリマキキツネザル・ギャラリー>

しばしば、仰向けに寝転んで日光浴をしている様子が観察できる。
何というか、緊張感がない。

at 上野動物園
亜種クロシロエリマキキツネザル

亜種アカエリマキキツネザル。
明るい赤褐色の体毛が非常に印象的。

美しい亜種だが、野生のものは数が減少し、危機的状況にある。

at 野毛山動物園
亜種アカエリマキキツネザル

(ぴっぴさん)05/6/8
月齢と共に首の後ろの毛が白くなるようで4月27日に生まれた子は体も二周りほど大きく白毛も生えていました。
この画像は多分5月15日生まれの双子の片割れだと思います。

(補足情報)
野毛山では2005年、たくさんの赤ちゃんが誕生。

at 野毛山動物園
by ぴっぴ様
亜種アカエリマキキツネザル(子ども)

(ぴっぴさん)05/7/1
画像もまだ整理途中ですが野毛山のアカエリの大人をお持ちしました。

at 野毛山動物園
by ぴっぴ様
亜種アカエリマキキツネザル)

(ぴっぴさん)05/6/8
今度は襟の白いのが判るもの。
赤ちゃんは最初この白い毛がありませんが日齢と共に白くなっているようです。

at 野毛山動物園
by ぴっぴ様
亜種アカエリマキキツネザル

(海洋芽鷹さん)06/6/5
ぐっすり寝ているみたいですが、実は寝たフリで、 コアリクイが横切ろうとすると突然とびかかって驚かします(^^;)

at サンシャイン国際水族館
by 海洋芽鷹様
エリマキキツネザル
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