アズマモグラ

アズマモグラ

(どふらいんさん)05/6/19


(補足情報)

by どふらいん様


分類: 脊索動物門  哺乳綱  食虫目  モグラ科
学名: Mogera wogura
英名: Japanese mole
別名:
特徴:

神奈川県、山梨県、長野県、石川県を結んだラインよりも北の本州に分布。西日本にも断続的に分布するとされます。

平地から標高2000mほどまでにみられ、土のやわらかい農耕地、水田のあぜなどによく生息します。
よく知られるように地中にトンネルを掘って暮らし、繁殖期を除いて1つのトンネルに1頭で棲みます。地中の昆虫やミミズ、冬季には冬眠しているカエルなどを食べることもあります。また、落葉などを穴の中に引き込み、巣をつくって休みます。

体毛は褐色で、やわらかいビロード状です。前足は大きく発達しており、これを回転させながら土中を掘り進みます。目は退化していますが、代わりに聴覚や嗅覚が非常によく発達しています。

春から初夏にかけて2〜6頭の仔を産みます。

非常に飼育の難しい動物で、動物園でも長期飼育された例はほとんどありません。展示される際には、金網をパイプ状にしてその中を通過させたり、薄いケースの中に土を入れてトンネルを掘らせるなどの工夫がなされています。

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