アカカンガルー

アカカンガルー(オス)

オスでは、名の通り体毛の赤みが強い。

at ズーラシア


分類: 脊索動物門  哺乳綱  有袋目  カンガルー科
学名: Macropus rufus
英名: Red kangaroo
別名:
特徴:

オーストラリア内陸部に広く分布。

乾燥し、木や藪のほとんどないひらけた場所に好んで棲みます。
1〜数頭のオス、複数のメスとその子どもたちから成る10頭程度の群れで暮らします。基本的には夜に活動し、昼間の暑い時間は木陰などで横になって休みます。草を食べます。

現生のカンガルーの仲間では最大で、中でもオスは大型になり体長1.3〜1.6m、体重90kgにも達します。メスはやや小型。
オスでは体色は赤みがかっており、メスは青灰色であることから雌雄を簡単に識別できます。

繁殖期はとくに決まっていません。
群れのオス同士は、しばしばメスを巡って激しく争います。中でも、発達した尾だけを用いて立ち上がり、互いに後肢で蹴りあう「ボクシング」などがよく知られています。

1産1仔で、子育てはメスのみが行います。妊娠期間は短くおよそ1ヶ月ほど、子は体長2.5cmほどの超未熟状態で生み出され、自力で母親の袋の中に入り成長します。この特徴は多くのカンガルー類に共通です。

日本の動物園ではよく飼育されている種類の1つです。




<アカカンガルー・ギャラリー>

メス。体色は灰色っぽい。

写真の個体は、袋の中に赤ちゃんが入っているようだ。

at ズーラシア
アカカンガルー(メス)

(よしみ☆さん)06/10/18
気持ち良くスヤスヤ寝てました。

(補足情報)
アルビノ個体。「シロカンガルー」などと称され、まれに動物園などで飼育されます。

at トラウナ・ワイルドライフパーク
by よしみ☆様
アカカンガルー(アルビノ)
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