ウナギ

ウナギ

(muscaさん)05/1/12
アクアワールド大洗で撮影しました。円柱に入っているのでなんだか面白い顔に撮れました。

(補足情報)
食用魚として誰もが知っている魚。

at アクアワールド大洗
by musca様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  ウナギ目  ウナギ科
学名: Anguilla japonica
英名:
別名:
特徴:

日本各地、および朝鮮半島から中国・台湾・ベトナムにかけての沿岸域に分布。

成魚は基本的に河川の中・下流域や湖にみられます。
昼間は物陰や泥の中などに潜んでおり、夜になると泳ぎ出して小型の魚類や甲殻類、貝類、カエルなどを捕らえて食べます。

繁殖の際には海へ下り、海中で産卵するとされています。
幼魚は他のウナギ目魚類と同じようなレプトケファルスと呼ばれる幼生期を経てから「シラスウナギ」として河口に現れ、成長しながら河川を遡上します。

しかし繁殖生態については不明な点が多く、例えば産卵場所はマリアナ海周辺と考えられていますが、海中で成熟した卵を持った親ウナギが見つかっておらず、その正確な位置については未だに判明していません。

また、近年の研究では河川を遡上することなく、一生を海で暮らす個体群が存在することも分かりつつあるようです。

国内外とも、河口に集まってくるシラスウナギを採集して蓄養する養殖産業が盛んですが、採集に頼ったままでは自然の資源が枯渇することも考えられ、飼育下繁殖のための技術が模索されています。
しかし水槽内での繁殖・仔魚の育成も非常に難しいものであるようで、実用可能な技術は今のところ確立されていません。

食用魚としては非常に有用で、国内でも蒲焼きなどにして盛んに賞味されています。

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