トクビレ

トクビレ(オス)

北日本では食用とされる。中央の個体がオスで、周りの小さな魚はメス。

at アクアマリンふくしま


分類: 脊索動物門  条鰭綱  カサゴ目  トクビレ科
学名: Podothecus sachi
英名:
別名:
特徴:

富山湾、宮城県以北の北日本、および朝鮮半島東岸、ロシア沿海州に分布。
水深200mほどまでの砂泥底域にみられ、砂中の甲殻類やゴカイなどを食べます。

体は堅い骨板に覆われています。吻部は長く伸び、その下にはふさ状のひげがあります。オスはメスに比べて色が濃く、また第2背びれとしりびれがうちわのように大きく広がっているのが特徴です。全長35cmほど。

繁殖期は秋頃といわれ、オスは大きな背びれとしりびれを広げて震わせながら、メスの周囲を泳ぎ回ります。卵は直径2.5〜2.7mmで、沈性。

身の量はあまり多くないようですが、美味とされ、北海道などでよく漁獲されています。




<トクビレ・ギャラリー>

(ジャマランディさん)05/5/23
話が出たついでにトクビレです。

(補足情報)
写真の個体はオス。

at アクアマリンふくしま
by ジャマランディ様
トクビレ

(RAさん)06/3/22
もう図鑑には収録されておりましたが、一応「北の魚」を、ということで、トクビレです。こちらも顔メイン……。

at 登別マリンパークニクス
by RA様
トクビレ
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