スパイニー クロミス

スパイニークロミス

(muscaさん)06/3/1
親の写真もお持ちしましたよー。

(補足情報)
葛西のものは灰色の体に白い尾。

at 葛西臨海水族園
by musca様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  スズキ目  スズメダイ科
学名: Acanthochromis polyacanthus
英名: Spiny chromis
別名:
特徴:

フィリピンからインドネシア、オーストラリア北部、メラネシアにかけての西太平洋に分布。日本ではみられません。

水深1〜65mほどのサンゴ礁域に生息します。幼魚は大きな群れをつくりますが、成長したものは小群で過ごすことが多いようです。餌は動物性プランクトンや藻類など。

体色には様々な変異があり、体が灰色がかったものから、尾も含めて全身が濃い褐色のものまでみられます。体長14cmほど。

繁殖期になると雌雄のペアで縄張りをつくり、侵入してくる他の魚を攻撃するようになります。卵は岩の表面などに産みつけられ、雌雄がともに保護します。また、仔魚がふ化したあとも親個体による保護が続けられます。
このように親が仔魚の世話をする例は海水魚では数例しか知られていません。




<スパイニー クロミス・ギャラリー>

(muscaさん)06/2/28

(補足情報)
幼魚。

葛西では繁殖にもよく成功しており、水槽内での子守りの様子も観察できます。

at 葛西臨海水族園
by musca様
スパイニークロミス(幼魚)
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