（ジャマランディさん）05/7/4
お洒落に気を遣うサザナミヤッコ君です。

（補足情報）
２尾のホンソメワケベラにクリーニングされています。

紅海・アフリカ東岸から南日本、オーストラリア、ロードハウ島にかけてのインド・西太平洋域に分布。日本では千葉県以南に分布するとされます。

よく発達したサンゴ礁に暮らし、幼魚はより浅い場所に出現します。単独ないしはペアで行動し、カイメンやホヤなどの底生動物、および藻類を食べています。

写真は成魚で、体の中心部が明るい地色に、小さな斑点が多数散らばっています。また、ひれの縁辺部とえらぶたが青く縁取られているのも特徴です。
一方、幼魚では斑紋が大きく異なり、黒い地に白や青の横帯模様をもっています。およそ10cmを越えると、成魚の体色に変わり始めるといわれます。

観賞魚としてよく知られており、水族館でもしばしば展示されます。また、40cmほどと比較的大型になることから、南方では食用にもされていますが、一般的ではありません。