サカサクラゲ

サカサクラゲ

(くりかわさん)04/5/16
そんな江ノ水から、サカサクラゲをお持ちしました。
さかさになって漂っているやつやら、吸盤みたいに壁にひっついているやつやら色々おりました。

(補足情報)
水族館では割とよく見かける種類。
何とも変わったクラゲです。

at 新江ノ島水族館
by くりかわ様


分類: 刺胞動物門  鉢虫綱  ビゼンクラゲ目  サカサクラゲ科
学名: Cassiopea ornata
英名: Upside-down jellyfish
別名:
特徴:

サカサクラゲ属(Cassiopea)には数種が知られますが、いずれもよく似ており識別するのは困難です。従って、上の個体もC. ornataではない可能性があります。

国内では主に鹿児島県以南の暖かい海にみられます。
浅い砂泥底域に生息し、名前の通り傘を下にして砂底に貼りつくようにしている姿がよく観察されます。ときに、底から離れて泳ぐこともありますが、やはり上下逆さであることが多いようです。

体の中には褐虫藻と呼ばれる藻類を共生させており、藻類が光合成によってつくりだす栄養分を利用して生きています。

毒性は強くありませんが、体質によっては痒みなどを感じる人もいるといわれます。
また、外見がやや似ているイソギンチャクに猛毒のものがあるので、海で見つけても不用意に触らないのが安心でしょう。

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