ピラルク |
(サイトヲ。さん)05/1/6 by サイトヲ。様 |
分類: | 脊索動物門 条鰭綱 オステオグロッスム目 オステオグロッスム科 |
学名: | Arapaima gigas |
英名: | Arapaima |
別名: | − |
特徴: |
ナイルアロワナと共に、アラパイマ科として他のオステオグロッスム科とは別科に分類されることもあるようです。 南アメリカのアマゾン川流域にすみ、流れのゆるやかな場所や湖にすみます。餌は魚が主で、ときに水面近くにいる小動物を襲って食べることもあります。
体は巨大になり、最大のものでは4.5mに達するといわれますが、多くの場合は2.5mほどです。「世界最大級の淡水魚」として紹介されることも多いようです。 泥で濁った溶存酸素の少ない水域にもみられるため、えら呼吸のほかにうきぶくろを介した空気呼吸を行うこともできます。現地の漁では、呼吸のために上がってきたピラルクを銛で捕らえる漁法も知られています。 砂底に直径50cm、深さ15cmほどの穴を掘り、ここに卵を産み付けます。親魚は卵のほか、生まれた後の稚魚も保護します。
肉が美味なほか、大きなうろこは靴べらや装飾品として用いられ、さらには観賞魚としての需要もあったため、多くが漁獲されてきました。そのために現在では数が減少し、保護の対象となっています。 |
<ピラルク・ギャラリー>
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