オウムガイ

オウムガイ

(くらげねこさん)04/12/18
とりあえずノーチラスさんおいてきますねー。
何故かモンキーパークで撮影。笑

(補足情報)
本当に、なぜかモンキーパーク。

at 日本モンキーパーク
by くらげねこ様


分類: 軟体動物門  頭足綱  オウムガイ目  オウムガイ
学名: Nautilus pompilius
英名: Chambered nautilus
別名:
特徴:

巻貝のような殻をもっていますが、分類学上はイカやタコに近い仲間です。

フィリピンからサモアに至るまでの西部・南部太平洋に広く分布。
パラオ諸島には近縁のパラオオウムガイ(N.belauensis)が分布するとされますが、これはオウムガイと同種として扱われることもあります。

水深120〜650mの深海域にみられ、小型のエビやカニ、小魚、ゴカイ類などを触手で捕らえて食べます。また、昼間は深場にいて、夜になると浅場へ上がってくるという日周鉛直運動を行うことが知られています。

殻の内部は非常に複雑な構造をしており、いくつもの小さな部屋(気房)に分かれています。気房の内部には窒素を主体としたガスや液体が入っており、浮力の調節に役立っているものと考えられています。
また、口の周りに多数の触手があること、頭足類の仲間としては例外的に目が未発達であることなどが特徴です。

繁殖は水深100mほどのところで行われると考えられ、岩塊などに卵を産みつけます。志摩マリンランドや鳥羽水族館では繁殖にも成功し、順調に子が育っています。

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