ニシン

ニシン

言わずと知れた「数の子」の親。
北欧からの輸入物は、タイセイヨウニシンという近縁の別種のものである。

at アクアマリンふくしま


分類: 脊索動物門  条鰭綱  ニシン目  ニシン科
学名: Clupea pallasii
英名: Pacific herring
別名:
特徴:

本州中部以北の北日本、朝鮮半島北部からカリフォルニア沿岸にかけての北太平洋、および北極海に分布します。
沿岸からやや沖合いを大群で泳ぎ回り、オキアミや稚魚などの動物性プランクトンを食べます。

繁殖期には大群となり、岸にごく近い場所の海藻に卵を産みつけます。産みつけられた卵はカモメなどの重要な餌となる他、卵巣は「数の子」として日本で食用に供されています。

一時期は乱獲や産卵場所の減少により漁獲量が激減しましたが、近年では少しずつ回復してきているようです。

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