ネオケラトダス |
(くりかわさん)04/6/25 by くりかわ様 |
分類: | 脊索動物門 肉鰭綱 ケラトダス目 ケラトダス科 |
学名: | Neoceratodus forsteri |
英名: | Australian lungfish |
別名: | オーストラリアハイギョ |
特徴: |
オーストラリア東部のクイーンズランド州だけに分布するハイギョの仲間で、「オーストラリアハイギョ」の呼称もよく使われています。
ハイギョの現生種の中でも独特の特徴を備えており、大きなうろこを持つ点や、ひれが手足のようによく発達する点、ハイギョの仲間でありながら呼吸のほとんどを鰓に頼っている点などが、他のハイギョ類と大きく異なっています。 流れのゆるやかな河川や沼などに単独で暮らし、カエルやミミズなどを餌としています。卵は水草の根などに産み付けるといわれています。 環境の汚染などによって著しく数を減らしたため、CITESU類に指定され輸出入は制限されています。また、これまで長い間、オーストラリア政府による厳重な保護が行われており、日本国内では水族館などの公的な施設でしか見ることはできませんでした。 しかし、2002年に飼育下繁殖に成功した施設があり、現在では観賞用にも少数が流通するようになっています。 |
<ネオケラトダス・ギャラリー>
全身像はこんな感じ。 at 名古屋港水族館 |
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