ムツゴロウ

ムツゴロウ

(ジャマランディさん)05/5/12
有明海の愛嬌者。
トビハゼじゃないですよ〜。(笑)

(補足情報)
トビハゼよりもずっと大型になります。

at かごしま水族館
by ジャマランディ様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  スズキ目  ハゼ科
学名: Boleophthalmus pectinirostris
英名:
別名:
特徴:

日本では有明海と八代海、国外では朝鮮半島、中国、台湾の沿岸にみられます。

よく知られるように、河口の軟泥から成る干潟にすみ、水には入らず半陸棲生活を送っています。
雌雄とも、自分の巣穴とその周辺の縄張りを持っており、干潮の間は泥の表面に生えた珪藻などの藻類を食べ、満潮時には巣穴の中に潜ってしまいます。また、気温の下がる冬季は同様に巣穴に入って冬眠します。

全長20pほどと、同様の生態で知られるトビハゼなどに比べて大型になります。
体側やひれには青い斑点が多数散らばり、背びれは大きく、オスでは第1背びれの5本の軟条が長く伸長します。

繁殖期、オスは大きな背びれを広げ、泥の上で大きく跳ね上がる、「求愛ジャンプ」と呼ばれるディスプレイを行います。メスは気に入ったオスの作った巣穴に入り、産卵室の中に卵を産みつけます。これらの卵はふ化するまでの間、オス親が保護します。

美味とされ、国内外の生息地でも漁獲されています。国内では生息環境の悪化などにより資源量が減少しているといわれています。

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