マンジュウヒトデ

マンジュウヒトデ

(ジャマランディさん)05/8/2

(補足情報)
左がマンジュウヒトデ。右のベージュのヒトデは同科のコブヒトデ。

at 登別マリンパークニクス
by ジャマランディ様


分類: 棘皮動物門  ヒトデ綱  アカヒトデ目  コブヒトデ科
学名: Culcita novaeguineae
英名: Cusion sea star
別名:
特徴:

インド洋から西部太平洋にかけて広く分布する種で、国内では和歌山県・小笠原諸島以南の暖海にみることができます。

浅いサンゴ礁域の普通種。胃を反転させて体外に出し、岩や砂の表面のデトリタス、造礁性サンゴのポリプなどを食べます。ただし、オニヒトデのようにサンゴに深刻なダメージを与えることはないようです。

和名「まんじゅう」、英名「クッション」が示すように、外見では腕がほとんど判別できないような塊状の外見をしています。幼体では腕が比較的はっきりしており、成長と共に太短くなって特徴的な外見へと変化していくようです。最大で直径30cmほど。

色彩変異が激しく、黄褐色のものや緑色のもの、オレンジのものなど様々な個体をみることができます。

体表にはヒトデヤドリエビ、消化管の中にカクレウオの仲間がすむことがあります。

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