カネヒラ

カネヒラ

(松本隆さん)05/12/30
まずはカネヒラです。
この種は大きいので、比較的撮り易いです。

(補足情報)
西日本を代表する大型のタナゴのひとつ。

at 宍道湖自然館ゴビウス
by 松本隆様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  コイ目  コイ科
学名: Acheilognathus rhombeus
英名:
別名:
特徴:

濃尾平野以西の本州と九州北部、および朝鮮半島西岸に分布。東日本でも、霞ヶ浦などに持ち込まれ、帰化しています。

琵琶湖をはじめとする平野部の湖沼、および低地の流れの緩やかな小川や用水などに生息します。砂泥底域にすみ、付着藻類や水草などを餌としているようです。

日本に自然分布するタナゴの仲間では最大になり、全長12cmに達します。また、背びれ・しりびれ軟条の分枝が多く、全体にひれが大きく見えることも特徴。
体側後半には青緑色の縦条があり、鰓蓋上端に接するように緑色の斑紋があります。ひげは1対ありますが、短いためよく見ないと分かりません。

繁殖期は秋で、この時期になるとオスは体側が青緑色、頭部やひれが淡いピンク色の美しい婚姻色となります。卵はタテボシやイシガイ、セタイシガイなどの二枚貝の鰓に産みつけられます。

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