カブトガニ

カブトガニ

(ジャマランディさん)05/1/28
マリンワールドからのもう一枚は先日の笠岡湾での復活のニュースを祝って、カブトガニです。

(補足情報)
生きた化石としてよく知られる動物です。

at マリンワールド海の中道
by ジャマランディ様


分類: 節足動物門  節口綱  剣尾目  カブトガニ科
学名: Tachypleus tridentatus
英名: Japanese horseshoe crab
別名:
特徴:

「カニ」と名に付きますが、実際にはカニの仲間ではありません。
その祖先と言われる動物の化石はジュラ紀からも発見されており、その頃より姿をほとんど変えていない「生きた化石」として、よく知られている動物です。

岡山県から九州北部に至るまでの瀬戸内海や九州沿岸、国外では中国から台湾、フィリピン、ベトナム〜スマトラ島といったアジア各地に分布します。
本種は世界に4種が知られるカブトガニの中でも最大の種類で、オスは体長50cm、メスでは60cmほどになります。

流れのおだやかな内湾の泥底域に棲み、ゴカイなどの底生生物を食べます。活動するのは春から夏にかけてで、水温の低下する時期には砂中にもぐって冬眠します。

夏の大潮の満潮時、つがいで浅瀬に現れて産卵します。卵は海岸近くの砂中に生まれ、幼生は卵内で数度の脱皮を経てからふ化します。

古くは、漁網を傷めるという理由から漁師に捨てられたりもしていましたが、近年では生息地である干潟や砂浜が減少し、個体数が少なくなったことから保護されています。
中でも岡山県笠岡市の海岸は天然記念物に指定されており、飼育下繁殖個体の放流なども行われているようです。

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