スクミリンゴガイ

スクミリンゴガイ

(kaoruさん)04/7/13
田んぼの水路でこんな状態のジャンボタニシ&アメリカザリガニを見つけました。一体どんな状況なのでしょうか?

(補足情報)
ザリガニの遺骸、あるいは脱皮殻を貝が食べているところと思われます。
いろいろと問題になっている外来生物のひとつ。

by kaoru様


分類: 軟体動物門  腹足綱  新紐舌目  リンゴガイ科
学名: Pomacea canaliculata
英名: Apple snail
別名: ジャンボタニシ(俗称)、ラプラタリンゴガイ
特徴:

南アメリカ大陸原産の巻貝で、日本へは1981年に導入されました。
当初は水田の除草目的や食用として飼育されていましたが、イネへの食害や、食用としての需要の少なさから養殖業は完全に廃れ、代わりに現在では、各地で野生化して数を増やしています。
「ジャンボタニシ」の名でよく知られていますが、実際にはタニシの仲間とは別科に分類されます。

水田や池沼、流れのゆるやかな河川などに暮らし、水草や藻類を主な餌とするほか、動物質のものや泥の中の有機物なども食べる雑食性です。

卵塊はイネの茎などの陸上に産みつけられ、非常に鮮やかなピンク色をしていることがよく知られています。

体が大型のため、他の動物に捕食されにくく、各地で激増してイネに被害を与えているほか、生態系への悪影響も懸念されています。

動物さくいんへ

図鑑トップへ

サイトトップへ
inserted by FC2 system