ヒメオニオコゼ

ヒメオニオコゼ

(ranさん)05/2/22

(補足情報)
比較的南方に分布する種類。ダイバーにはお馴染みかもしれません。

at 美ら海水族館
by ran様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  カサゴ目  オニオコゼ科
学名: Inimicus didactylus
英名: Bearded ghoul
別名:
特徴:

西部太平洋の熱帯域に広く分布。日本でも伊豆半島以南で分布が確認されていますが、主にみられるのは南西諸島のようです。

水深5〜40mほどの浅い砂底域や砂泥底域に単独でみられ、しばしば砂に潜って眼だけをだし、獲物の小型魚類や甲殻類が通りかかるのを待ちます。

同属のオニオコゼに似ますが、本種では吻がやや長いこと、背びれ棘条部の切れ込みが浅いことなどが異なります。また胸びれの内側が白と黒のよく目立つ帯模様となっているのも特徴で、外敵に襲われたときにはこの模様を見せて相手を威嚇すると考えられています。

オニオコゼと同様、背びれの棘には強い毒があり、不用意に触れると危険です。

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