ハタタテダイ

ハタタテダイ

ムレハタタテダイに酷似し、以前は同種と考えられていた。
この辺が見分けられるようになってくると、上級者の仲間入りである(?)。

at アクアワールド大洗


分類: 脊索動物門  条鰭綱  スズキ目  チョウチョウウオ科
学名: Heniochus acuminatus
英名: Pennant coralfish
別名:
特徴:

インド洋〜中部太平洋域に広く分布し、国内でも南日本を中心に分布しています。

サンゴ礁域を中心に生息し、底生生物や付着藻類、プランクトンなどを餌としています。比較的飼いやすい種類で、見た目も美しいために、古くから観賞用として親しまれている魚です。

近縁のムレハタタテダイに非常によく似ていますが、しりびれの黒色帯がいちばん長い軟条の先に達さないことから識別できます。
また、背びれの棘の数も、ハタタテダイでは11本、ムレハタタテダイでは12本とそれぞれ異なっています。

海中においては、ムレハタタテダイが数十尾〜数百尾の群れで行動するのに対し、本種は大きな群れを作らないなどの生態的な違いもあります。
ムレハタタテダイはこちらからご覧になれます。




<ハタタテダイ・ギャラリー>

ハタタテダイ(左)とムレハタタテダイ(右)のしりびれの比較。黒色域に注目。

ちなみに、顔つきも結構違っていたりする。

at 鴨川シーワールド(左)
at しながわ水族館(右)
ハタタテダイとムレハタタテダイ
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