ハチ

ハチ

(松本隆さん)05/9/3
胸鰭が大きかったり、細い脚のようなものがあったりと、ホウボウに似ていますが、実際ホウボウと同じ水槽に入ってました。

(補足情報)
刺されると痛いので「ハチ」。

at 姫路市立水族館
by 松本隆様


分類: 脊索動物門  条鰭綱  カサゴ目  フサカサゴ科
学名: Apistus carinatus
英名: Ocellated waspfish
別名:
特徴:

紅海・南アフリカからフィリピン、オーストラリア南部、日本、中国沿岸にかけてのインド・西太平洋に分布。日本でも本州中部以南でみられます。

沿岸の砂泥底域に単独で暮らし、昼間は砂に潜って目だけを出しています。夜になると活動し、主に小型の底棲生物を食べます。

背びれに大きな黒斑があること、また胸びれが長大であることが特徴です。外敵に襲われた際にはこの胸びれを大きく広げ、内側の鮮やかな黄色を見せることで相手を威嚇します。
また、下あごにはひげ状の突起が1対ついており、これは感覚器となっていて砂上の餌を探すのに役立ちます。

ひれの棘には毒があり、刺されると痛むといいます。「ハチ(=蜂)」の和名はこの特徴にちなんでいます。

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